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鬼の蔵 [小説な生活]

鬼の蔵 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)

鬼の蔵 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)

  • 作者: 内藤 了
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/12/20
  • メディア: 文庫
内藤氏の小説を読むのは、この作品が初めてです。タイトルもおどろおどろしいのですが、内容も実におどろおどろしいのですです。表紙からして怖そうでしたので読むつもりは無かったのですが、darlingが何度も執拗に勧めて来るので渋々本を開きました。

所が!!!
最初から面白い。怖がりで無い方には、私め、かなりお勧めしたいです。

因縁物件専門の曳き屋を生業にする「仙龍」。かなりの男前らしい。ここ大事。そして、広告代理店勤務の春菜(はな)を中心にお話が展開して行きます。

本作はこの「曳き屋シリーズ」の1巻目なので、例の如く、人物や背景の説明が加わりますから、そこは些か鬱陶しい(失礼[あせあせ(飛び散る汗)])かもしれませんが、先がどう展開して行くのかとのワクワク感が半端無いです。続編も読了していますが、早く新作を読みたい[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]

タグ:ホラー
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