SSブログ
知ったかぶ〜な生活 ブログトップ

冬至 [知ったかぶ〜な生活]


****************************************
今日は【冬至】ですね~。一年の中で一番昼が短い日。当然、夜が一番長くなる日。
旧暦では11月子(ね)の月の中気に辺り(新暦で云う12月22~23日頃)、私達が住んでいる北半球では、太陽の高さが一番低くなります。太陽の黄経が270度に達し、冬至線の上に直射する時。(南半球では逆転する為、天文学的な冬至とは別に、慣習的に「一年中で一番昼が短く夜が長い日」の事を冬至と呼ぶ事があるのだそう)

****************************************

この日を境に、日はどんどん長くなって行く。だから私は、冬至が好きです。これから益々寒くなる季節、気持ちも寒々しくなる頃なのに、日が伸びて行くって良いじゃな~いo((=゚ェ^=))o''ワクワク♪希望の光!!

夏至はその逆で、大好きな夏が終わってしまう、日も短くなって行くって思うとセンチメンタルになる私。そんな時には(も)、チョコを食べて元気になるのですが…σ(^_^;)アセアセ...

****************************************

冬至の特有の食べ物は地域によって若干違いますが、「かぼちゃ」の他には「こんにゃく」を食べる風習もあります。かぼちゃの事を唐茄子(とうなす)といったので「ト」のつく物が良いと云って、豆腐を食べる所、小豆粥、小豆団子、赤飯などを食べると所もあるそう。

冬至に「ん」の付く食品を食べると幸運が得られるという言い伝えがある。冬至の七種は「ん」が2つ付く物で「なんきん(かぼちゃ)」「にんじん」「れんこん」「ぎんなん」「きんかん」「かんてん」「うんどん(うどん)」で、これらを食べると病気にかからず、うどんは運(うん)・鈍(どん)・根(こん)に通じるので出世すると云われているらしい。

実際には「冬至冬なか冬はじめ」といって、寒さがいっそう厳しくなる頃。何れも栄養があり、体の温まる食べ物ですから、寒い冬を無事に過ごす為に考えられた昔の人の知恵といえますね(^ー^)ノ。

加えて、冬至風呂(柚子湯)に入る習慣もあります。冬至かぼちゃは中風(脳卒中)や風邪にかからないとか金運を祈願する意味があるみたい。冬至かぼちゃは朝の内に食べると良いとか、四つ前(午前10時)に食べると良いと云う地域もあるんですって!!

ちなみにこんにゃくは1年間たまった砂を払うものだと云われ、「トウジ、コンニャク、スナハライ」の言葉も冬至近くになるとよく口にされるそう。柚子は柚子湯といってこの日にお風呂に柚子を浮かべて入浴します。これもやはり中風(脳卒中)にならないとう言い伝えがある。

****************************************

《柚子湯》
柚子湯に入ると肌がスベスベになるし、冷え性やリュウマチにも効くし、体が温まって風邪をひかないとも云われている。それは、柚子に含まれている芳香成分―精油の働きによるもの。柚子の精油にはピネン、シトラール、リモネンなどの物質があって、これらは新陳代謝を活発にして血管を拡張させて血行を促進。ノミリンなどには鎮痛・殺菌作用があるので、体が温まり、カゼも治ると云われている。

リモネンは皮膚に膜を作って、肌の水分を逃がさない様になっています。みかんの汁が目に染みるのも、実はこのリモネンが原因。゚゚(>ヘ<)゚ 香りアロマテラピーと云うか、リラックス効果も期待出来ますねー。

冬至は湯治。だからお風呂に入るんですって。更に「柚子」も「融通が利きます様に」という願いが込められているのだそう。(´ρ`)ヘー5月5日に「菖蒲湯」に入るのも、「(我が子が)勝負強くなります様に」と云う、柚湯と同じ「願掛け」なのだそう。(´ρ`)ヘー(´ρ`)ヘー

****************************************

《かぼちゃ》
現在は、季節に関係なく野菜が供給されていますが、西洋野菜が日本に入る迄この時期に取れる野菜は少なく、保存できる野菜も少なかったのです。かぼちゃは保存がきき、保存中の栄養素の損失が他の野菜に比べて少ない。その為、冬至の時期の貴重な栄養源でもありました。

かぼちゃは、中央アメリカから南アメリカ北部を原産地とするウリ科の植物で、日本かぼちゃと西洋かぼちゃに大別出来る。日本かぼちゃは、16世紀中頃ポルトガル船によってカンボジアからもたらされ、「かぼちゃ」の名は、この時の伝来先に由来しています。

江戸時代に普及しましたが、江戸時代中期から風邪や中風の予防にかぼちゃを冬至に食べる風習が根付いたと云われている。これは、当時、冬場に野菜が途切れてビタミン類が不足する事からで、これは、日本かぼちゃしかない時代に始められた風習。

西洋かぼちゃは、肉質がほくほくしている所から栗かぼちゃとも呼ばれていますが、西洋かぼちゃは、幕末にアメリカ人が持ち込んだのが最初で、その後、明治初期に開拓使によってハッバードなどの品種が導入され、その後、甘みの強い「えびす」や「みやこ」などの品種が育成され、現在では、このハッバード系のかぼちゃが全消費量の多くを占めているのだそう。

かぼちゃの栄養成分の特徴は、なんといってもβカロテンを多く含んでいることです。カロテンは、体内でビタミンAに変化し肌や粘膜を丈夫にする(感染症などに対する抵抗力を付ける)。「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」といわれるのはその為。

昔の日本では冬至のころになると秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなっていました。そこで元気に冬を越せるようにと願いを込め、栄養もあって保存もきくかぼちゃは特別に大切にして、食べていた様です。冬にビタミンなどの供給源が不足した時代のかぼちゃは貴重なものだったと云える。

男性の中には、かぼちゃが苦手な方が多いって本当かしら?巷での噂ですが∑(='□'=)

****************************************

《二十四節気(にじゅうしせっき)》って御存知ですか? 古代中国でつくられた季節区分法です。
太陽が春分点を出て再び春分点に達するまでを黄経360度とします。周天360度と云うのはこの事。これを二十四等分した位置にそれぞれの節気を配置して、一年の気候の推移を知る様にしたもの。各節気の一期間は、約十五日間です。この二十四節気が一ヶ月に二節ずつ配されて正節と中気に分けられている。そして正節を基準として節入りと云うのだそう。【立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒】

冬至も中国から来た考えなので、ちゃんと風習があるみたい。中国北方では餃子を、南方では湯圓(餡の入った団子をゆでたもの)を食べるんですって(´ρ`)ヘー
中国の太陰太陽暦(日本の旧暦)では、冬至が暦の起点とされ厳粛な儀式を行っていました。これが日本にも中世になって伝わり、宮中などでは朔旦冬至(さくたんとうじ)といって祝宴を開いていた様です。こうした事から、冬至に付いては様々な言い伝えや風習が残されている。
例えば、「冬至に天気がよければ翌年は豊作」「冬至に雷が鳴れば雨が多い」「冬至に南風がふけば地震・日照り・大雨」「冬至に雪が降れば豊作」などなど。

****************************************

他にも【知ったかぶ~な生活】の記事も書いているので、お時間のある方は
こちら↓をクリックしてねん♪
【野菜炒め】【十五夜】

****************************************

…関係がないけれど、今日のチョコ菓子は「森永のラドンナ ビターオランジェ」です。華やかな香りのエクアドル産カカオ豆を使ったチョコレートに、スペイン産のオレンジが秘めやかに香るとある。画像でお分かり頂けるかは分かりませんが、かなりの薄型チョコです。
口一杯にオレンジの香りが漂います。ドイツの方では、クリスマスリースにオレンジの輪切りを付けるのだとか。冬至でもあります。柑橘系繋がりと云う事で、オレンジ味のチョコは如何?


十五夜 [知ったかぶ〜な生活]

050918tuki.jpg…画像は家から見た「月」。携帯画面から覗く「月」は、ちっちゃっ!!!でも、肉眼で見る十五夜の月は、なんと大きい事でしょう♪

陰暦で8月15日を「十五夜」「仲秋の名月」などと云う。忙しない世の中と云っても日本人は「月」が好きですよね〜。スーパーでも「月見団子」を買い求める人を随分見掛けました(⌒_⌒)

でも、我が家はやっぱり今日もチョコレート。ポッキーをススキに見立てて。無理はありますが、庭のススキはまだ穂が開いていないのであしからず…050918.jpg

平安の雅びな時代から「月」を肴に宴会やら歌会やらが行われて来ました。皆、即興で創っていたんですよね。そこで私も一句。

……………「…月みれば…月月見れば 月みればー♪〜♪〜 ( =o=)ゞ〜〜♪〜〜♪ラララー... えぇい、止めぇい!出来ないのに云うなっちゅうの(;д;) でも、云ってみたかったの。いつかは、すらすらと……。

明日は、十六夜(いざよい)。「月」にも名前があるんですよね。元々は中国の「中秋節」からだそう。

…無理に拡大した哀れな月(投稿画像)を見た主人が、、気の毒に思ったのか遅い時間にも関わらず、ちゃんとしたカメラで撮り直してくれました。まんまるですね〜♪満月ですね〜♪うさぎさん、居るかしらん(微笑)

満月の日には、犯罪件数が増えたり、産気ずくママさんが多かったりと人智を超えた事が起こると云われていますよね。引力の関係かしら? 自分の意志で生きている様に見えて、実は、目に見えない何かの力が働いているって考えると、悩んでいる事がちっぽけに見えて来る。 プププ(⌒▽⌒)アハハ!

最初の画像は、東の空に見えていた(19時位)のですが、今(23時半位)は殆ど真上ですね〜♪ しかも夕方のものとは比べものにならない位小さく見える。当たり前ですが、地球は回っているんですよね(-人-)ナームー...


野菜炒め [知ったかぶ〜な生活]

野菜炒めって簡単なように見えても、失敗する事も多い(私だけ?)
何にでもコツがあるって云うけれど、簡単な野菜炒めにもコツがあるそうで。

何を失敗するかって?それは、ベチャベチャになってしまう事。今日は、知っている様で知らない、難しいようで簡単なコツを「知ったかぶ〜」します。

ヒントは、フライパンの大きさと予熱の有無、そして、野菜の量との関係。

美味しく作るコツは、強火で短時間に仕上げる事。1分以内が理想です。少量の油を強く熱し、そこに野菜を入れ(ザッと高い音がして水蒸気が上がる状態)そのまま強火で炒める。

加工(テフロンなど)してあるフライパンの注意書きには「強火にしない事」と書いてあるので加減が必要かもしれませんが、鉄のフライパンなら色が変化するくらい迄充分熱すると上手く行きます。

強火で熱する理由の1つとしては、野菜組織が柔らかくなり過ぎる前に火が通る。よって、水分が出ないのでベチャベチャにならない。

もう1つは、強火だと野菜の水分が一気に蒸発し、代わりに油が野菜に浸透する。油は膜を作るので、水分が出ないと云う訳。あと、香りも違いますね〜。

火力が弱い場合には、野菜の量を減らすか、大きな鍋で炒める事がコツなんですね〜♪

そして、塩、胡椒は、ご存知の様に浸透圧の関係で水分を出してしまうので、仕上がる直前に加えましょう! お肉や火の通り難い物は、6,7分火を通した後に野菜を入れると同じ堅さに炒め上がるそうです。

もやしは、先に油をまぶしてから炒め始めると良い感じになりまーす(* ̄m ̄)ウシシシ...

…関係ないけど、今日のチョコ菓子は「マクビティのミルクチョコレートダイジェスティブビスケット」です(製造は明治製菓)。それにしても長い名前ですね〜。それでも物心付いた頃からの大好物です。さすがに以前の様にはパクパク行きませんが…。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理
知ったかぶ〜な生活 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。